芳江忠男× 平井千絵 冬の旅

ハクジュホールで行われた芳江忠男先生と、師匠平井千絵先生のシューベルト「冬の旅」。

本当に素晴らしかったです。芳江先生の歌をどこかの放送だったか動画だったかで拝見し、その時に素晴らしいお声に感動し、いつか目の前で拝見したいと思っていたのが叶ったことも嬉しかったです。

83才ですよ、座っての歌唱ではありましたが、むしろ座った歌唱でこの音量、表現力、声のはり、すべてが奇跡だと思いました。こういうこそ国宝としていいのでは・・・。歌を聞いて涙が溢れたのは2度目です。

フォルテピアノの人の声のような音質、平井先生の溢れ出る表現力と真摯な解釈で、異世界に連れて行かれました。また聞きたい。舞台は「再演」とか「再々演」ってあるのに、クラシックのステージって「再演」ってあんまりないですよね・・。再演といったって中身は一新するのも百も承知なのですが、ぜひ再演希望です。

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