成長するのは

Aちゃんは小学2年生。4歳の頃からお稽古を始めました。
生まれつき障害を持っているお嬢さんで、初めてお会いした時にはその障害のことも知らず少し戸惑いながらのレッスンでした。
お母様に資料をいただいて読んだり、自分なりに調べたりしてAちゃんと向き合い、今は少しずつ音符を読めるようになってきました。

スマホ世代ですから、アプリの音あてゲームなどは大好きです。

はじめはいろんな教材、文具を駆使して色々やってみました。とても真面目なので、わーくの宿題は必ずやってきます。そのおかげもあり、でも今は音符のシールがなくて鍵盤のどれみ位置がわかるようになりました。

お母様も根気強く見守ってくださって、「よいこのピアノ2巻」がまもなく終わろうとしています。
毎週会っているとつい忘れがちになりますが、Aちゃんの成長とともに、たくさんの学びや経験をさせてもらい、多分私もAちゃんと同じくらい成長させてもらっています。Aちゃん、お母様、先生を選んでくれてありがとう。

Aちゃんだけでなく、ひとりひとり違う内容で、その時の様子や理解、気持ちに合わせて教材を選んでいます。みんな違う教材を使って指導しています(ごきょうだい同じがいいというご希望があればそのようにします)。進度、体調、学校での些細なこと、いろんなことをお話ししながらのレッスンは、私自身もお勉強になることも多く、毎日がとても楽しいです。

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