昔のエッセイ

珍しく部屋の片付けをしていたら、20年以上まえにムジカノーヴァに掲載されたエッセイの記事コピーが出てきました。(本誌はどこかにあるはず。。)

大学院を卒業した後、輸入楽譜専門店で働いていました。その時にエッセイの依頼が来て書いたものです。

社長や長く勤務されている社員さんにお話を聞いたり、外国の出版社のマル秘?エピソードなどを知ったりして、社内取材が楽しかったことを覚えています。

音楽史や楽器学のような授業が大好きだったので、大学はピアノ科でしたが、大学院は音楽学で進学しました。卒業した大学とは別の学校の大学院を外部受験したので(しかも一度就職してから)、今考えれば大変なことだったと思うのですが、当時はあまりそう思っていなかったような気がします。

レッスンでも、昔の楽器のことや、作品ができた背景などをお話しすることも多いのですが、そのようなお話をすると、みんな興味深そうに聞いてくれます。ただ演奏するだけでなく、少しそのようなエピソードをお話しするだけで曲に対する興味が深まりますね。

ひとりひとり興味を持つところが違うので、その子に合わせて曲に対するアプローチを変えていくのはとても楽しい作業です。

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